« 元通りにはならない | トップページ | 外食すると下痢! »

2011年7月 2日 (土)

<大腸全摘、ストーマ増設>

<大腸全摘、ストーマ増設>

約40日間、絶食して内科治療を行ってきましたが、悲しいことに効果が出ず、結局大腸が穿孔してしまい、急慮オペをすることになりました。

穿孔する日は、いつも以上に強い腹痛があった為に、レントゲンを撮ったところ、担当医から大腸が穿孔しているので、これから外科で緊急オペをすると伝えられました。

レントゲン室の外に、普段はいない主治医の先生がいたので、嫌な予感はしましたが、いきなり今日これからオペと言われて、全く何が何だか分かりませんでした。

すでにその時は高熱も出ていたので、冷静な判断ができる状態ではなかったのですが…。

この時すでに夕方の4時を回っていたので、それから外科の担当医やら麻酔の先生やら、入れ替わり立ち代り色んな人がやって来て、色々説明をされて大パニックでした。

だって、外科手術になるなんて全く考えていなかったし、どんなオペをされるのか全く知らなかったので…。

IBDの専門医はいないし、緊急オペなので仕方がないと思いますが、選択肢は大腸全摘をして、ストーマ増設するオペ以外はありませんでした。

大腸を全摘出することもショックでしたが、ストーマ(人工肛門)になるとは夢にも思わなかったので、本当にショックで…。

本当にそれ以外に選択肢はないのか、私は踊りを仕事にしているので何とかならないか…と必死に頼みましたが無理でした。

今すぐオペをしないと腹膜炎等の合併症を併発して大変なことになる。大腸と命とどっちを取るの?と言われて、仕方なくあきらめて夜7時過ぎからオペが始まりました。

オペは無事に5時間程で終了し、管だらけになってリカバリールームに運ばれました。

もう何が何だか分からないうちに、大腸はなくなって代わりにストーマがお腹にあって、心が現実を受け入れられず、自暴自棄状態に…。

もうダンスも結婚もできないかもしれない、これからの人生どうなっちゃうんだろうと…。今、振り返れば確かに大変ですが、ダンスも続けることができたし、結婚もできたんですけどね。

その時はもうお先真っ暗で、これからの人生どうしよう…とひどく落ち込んでいましたね。

ただ、心とは逆に身体は大腸を全摘出したため、毎日確実に回復していきました。

翌日から水を飲めるようになり、大きな合併症も起こらず、重湯から順調に常食まで食べられるようになりました。

ただ、1番オペ後に辛かったのが、硬膜外麻酔が半日しか使えなかったため、本当に今まで体験したこともないような痛みで約2日間苦しみました。

オペ後、背中に入れた硬膜外麻酔が上手くいかず、右足が麻痺して一時全く動かなくなってしまいました。

右足の感覚が全くなく、自分の意思で動かすことができなくなってしまい、このまま右足が一生動かなかったらどうしよう~と大パニックになりました。

外科の担当医の先生が言うには、たぶん硬膜外麻酔が原因で右足が動かない、と言われましたが、かなりレアなケースらしく、先生もはっきりと大丈夫だとは言ってくれません。通常、3日位使う硬膜外麻酔を外せばたぶん右足は動くと思うけど、ただし激痛を伴うけどどうする?と聞かれて、自分の意思で外しました。

結果、右足は再び動かすことができましたが、動かせるようになったと同時に今度は激痛に襲われ、1日中ナースコールを押すことに…。

あまりの激痛にベットの上で、泣き呻いていました。きっと同じリカバリールームに居た方は、びっくりされたことと思います。

内科治療の時に使っていた痛み止めのソセゴン等も全く効かず、最後は先生にすがりついて何とかして!と訴えて、薬剤部と調整した上でかなり強い麻薬に近い痛み止めを処方してもらって、やっと少し我慢できる程度まで治まりました。

その後は、ステロイド離脱症状も出ず、足のむくみも食事と共に徐々に元に戻り、ストーマやパウチの扱い方を習得して、オペ後3週間弱で退院することができました。

|

« 元通りにはならない | トップページ | 外食すると下痢! »

クローズ後」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1062694/40639977

この記事へのトラックバック一覧です: <大腸全摘、ストーマ増設>:

« 元通りにはならない | トップページ | 外食すると下痢! »